令和6年10月23日(水)、中学3年生を対象に職業別講演会を開催いたしました。この講演会はキャリア教育の一環として実施している行事であり、今年度も、各分野で活躍されている専門家の方々をお招きし、生徒たちに「働くことの意味」や「仕事のやり甲斐」についてお話をいただきました。
今回は、医薬看護、公務員、メディア、IT、専門職など、多岐にわたる分野から18名の講師の方々にご参加いただきました。
生徒たちは事前に希望する職種を選び、3人の講師の先生の講演を聴講しました。普段はなかなか聞くことのできない職業の裏話や、仕事のやり甲斐や苦労話など、講師の方々から直接お話を伺うことができました。生徒たちは真剣な表情で耳を傾け、多くのことを学び取っていました。また、講演後には、講師の先生と一緒に食事をする時間もあり、生徒たちは講師の方々に様々な質問を投げかけ、その熱意に応えるように、先生方も丁寧に質問に答えてくださいました。
今回の講演会を通じて、生徒たちは講師の方々の生き方や考え方に触れ、自分の将来について考える貴重な機会を得ました。今後の人生の中で、自分の進路について決断を迫られる場面があると思いますが、今回の学びを活かし、力強く前進してくれることを願っています。
【生徒の感想】
・今まで曖昧だった夢に少し現実味を感じることができました。急いで決めるのではなく、今は色々な経験をすることが大事だということも、私は講師の先生のお話から学びました。今できる経験を大切にし、それを将来活かしていきたいです。
・講師の皆さんが「たくさんのことに目を向けてほしい」とおっしゃっていたので、少しでも興味を持ったことは調べてみようと思いました。また、講師の皆さんは「誰かのため」に努力をされていて、『カッコいい』と思いました。自分も将来誰かのために努力ができる人になりたいです。
・自分が興味を持ったことをしっかり追求して、自分の将来につなげたいと思いました。また、仕事はお客様のために尽くすことであり、多くの責任が伴うことも知りました。今のうちから、学校生活や課外活動でも、責任をもって活動することを心がけたいと思います。
・将来の「土台」は勉強で得られるものだけでは出来ていないことがわかりました。コミュニケーション能力やマネジメント能力も求められるのが社会です。それらをしっかり高めている人が世の中に影響を与えられる一流の人だと感じました。自分がやるべきことを逆算して考え、夢を追っていきたいです。