12月20日~12月27日にタイスタディツアーを実施しました。本ツアーは貧困、格差や異文化を学ぶことを目的としています。
前半はバンコクで貧困と格差を学びました。世界一の格差を抱える国とも言われるタイでは、大きなショッピングモールが並ぶ繁華街から車で少し移動するとスラム街が点在しています。この実態をJILAF(公益財団法人国際労働財団)の関口さんに案内していただきました。見学の後に行った反省会では、スラム街の実態について学べただけでなく、スラムで出会った子どもたちの笑顔から、「幸せとは何か」についても考えることができました。
後半はチェンライにあるメーコック財団にて、財団で暮らす子どもたちと共同生活をしました。生徒は子どもたちと遊んだり、食事の用意を一緒にしたりする中で、彼らの笑顔や無邪気さから元気をもらったようです。また財団の代表であるアノラック氏がメーサイを案内してくれました。ゴールデントラアングル、スカイウォークでタイの自然を経験した後、「白い寺」、「青い寺」でタイの文化を学べました。
今回は異文化や経済に興味がある高校生13名が参加しました。タイスタディツアーで学んだことが今後の糧となることを期待しています。