ロブサン・センゲ前首相による特別講話「心の持ちようで、夢が叶う」

2025.02.22

2月17日(月)、中央チベット政権のロブサン・センゲ前首相が来校され、中学2年生に特別講話をしてくださいました。

ロブサン・センゲ前首相は、ご自身の生い立ちに触れながら、「心の持ちようで、夢が叶う」ことについて教えていただきました。その具体例として、ユーモアを交えながらブッダやアインシュタイン、マイケル・ジョーダンそして大谷選手の考え方や行動に触れ、「視野を広く持ち、努力=行動することでそれが習慣化され、頭の中に描いたものに必ずなれる。難しいことに出会ったときには、怒りや嫉妬は心にストレスを与え落ち込んでしまうので、心配しすぎないことも大事。人間は、親切心や正義心に従って生きる方が楽しさに気付き、やる気が湧いてくる。」ということを学びました。

最後に、ダライ・ラマ法王の考えである「もし花になるならば、庭に咲いている花ではなく、山に咲いている花になりなさい。」に触れ、誰かの世話を受けて育つ庭の花よりも、厳しい環境の中で生き抜く山の花になることは、一人で生きる強さを身に付けることに繋がるということを教えていただき、講話は終了となりました。本日のお話は、生徒一人ひとりにとって、今後の大きな自信と応援になりました。ロブサン・センゲ前首相の穏やかな優しい語り口調は、生徒の緊張をほぐし、講話中に笑い声が溢れるほどでした。

この度、貴重な機会をいただけたことに、心より感謝申し上げます。

 

【生徒感想】

・とても貴重な人生のお話を聞くことができ面白かったです。人生を成功させるためには、何事もできると信じ努力することが大切だとわかったので、何でもポジティブに考えて努力を重ねようと思いました。ロブサン・センゲ前首相は、貧しい環境の中で自分の成し遂げたいことを叶えたので、自分も今ある恵まれた環境に甘え過ぎないようにしたいです。

・今日の講話を聞いて、心の持ちようの大切さに気付いたので、これからはどれだけ難しいことでも自分の中で「できる」と思い込み、その物事を自分の中で可能にして、いろいろなことにチャレンジしていきたいです。今ある環境に感謝し、勉強も部活も励みたいです。

・普段聞くことのできない貴重なお話をしていただき、とても勉強になりました。まず、自分はできると信じることが大切だとわかりました。どんな天才も1%は才能かもしれないけれど、99%は絶対に努力だと知り、自分ももっと努力しようと思いました。また庭の花のように世話をしてもらうだけの花ではなく、山の花のように一人で生きていけるようになりたいと思いました。

・ロブサン・センゲ前首相は、難しそうなことを「やってみよう!やってみなきゃ!」と思えることがすごいなと思いました。またチベットの教えなどを聞くことができ、とても興味深かったです。もっとチベットのことや他の文化を知りたいと思いました。

・私は何か行動をする前に「できない」「できるわけない」と決めつけてしまいがちなので、「自分はできる」と信じて頑張ろうと思います。ロブサン・センゲ前首相は、環境が整っていない中、ハーバード大学に合格することができ、とてもすごいと尊敬します。

・何でもできないと言って諦めるのではなく、「うれしい」「やってやろう」という気持ちで、いろいろなことに挑戦し、一生懸命努力したいと思いました。また、たくさん自分から行動を起こしていきたいと感じました。