5月1日(木)6時間目、中学1年生は特別講師として柏市少年補導センターの麻生徹指導主事をお招きし、情報モラル講話を実施しました。
今日の情報社会では、中学生が正しく情報を活用できるよう「情報モラル」を身につけることが必要です。そこで、特別講師をお招きし、中学生になったばかりである1年生を対象に、インターネットに潜む危険性、SNSを通して発生しうるトラブル、スマホ依存についてお話をいただきました。
自分と相手の違いを考えるワークでは、実際の例をもとに、自分がされたら嫌だと思うものをペアワークで伝え合い、実感をもって違いを認識しました。また、インターネットに潜む危険性を考える際に、ある写真からどのような情報が読み取れるかもペアワークで考えました。一見すると個人の特定には繋がらなさそうな写真でも、電柱に書かれた住所、マンホールのデザインやお店の看板から、かなりの情報が判明してしまうということを知り、生徒はインターネットの危険性を実感していました。
さらにオンラインゲームやSNS上で新しい手口の犯罪の紹介もあり、生徒はこうした犯罪に巻き込まれないために、データの取り扱いには注意し、自分でそういった危険から身を守る必要があるということも認識しました。最後に、スマホ依存の危険性について、図やデータを使いながら脳の発達や成績への悪影響があることを伝えてくださいました。
生徒は、ネット上だけではなく、日常生活から対面の円滑なコミュニケーションを心掛けて、トラブルを未然に防ぐ意識を高められました。