令和7年4月26日、27日にスポーツセンターで行われました関東高等学校テニス大会千葉県予選会(団体)では、シングルス1に鈴木美桜、シングルス2に齊藤と高瀬、ダブルスには高瀬・若林組と齊藤・若林組を試合ごとの状況に合わせてオーダーを組み臨みました。
試合は初戦を順当に勝って準々決勝まで進むことができました。ベスト4をかけた渋谷幕張高校との試合は、緊迫した展開となりました。ダブルスでは、序盤はサーブからのボレーが決まり、良い流れを作ることができましたが、後半は相手前衛のプレーにポイントを決められ、ゲームを重ねて取られる苦しい展開となりました。シングルス1の鈴木は、緩急のあるラリーで粘り強く戦い、シングルス2の齊藤も、強打で攻めてくる相手に対し、懸命にボールを拾い続けました。ダブルスが敗れると、シングルス2も僅差で敗れ、6-5とリードしていたシングルス1の試合も打ち切りという残念な結果となりました。
気持ちを立て直し臨んだ順位戦では、八千代松陰高校に 3-0で勝ち、5位決定戦で八千代高校と対戦しました。ダブルスの試合中に若林が負傷し、リタイアせざるを得ない状況となりましたが、残されたシングルスの二人に勝負の行方が託されました。まず、粘り強いラリーでシングルス2の齊藤が勝利し、チームは1対1となりました。勝負のかかったシングルス1同士の対決では、相手の深いボールを打ってくる相手に対し、鈴木が緩急をつけながら粘り強くラリーを続け、6-4で 勝利を収め、第5位という結果を得ることができました。
会場では、どのチームよりも大きな声で仲間を応援する姿が見られ、苦しい場面で選手たちの支えとなりました。
5月9日~11日にかけて行われました関東高等学校兼千葉県高等学校総合体育大会テニス大会(個人)では、5年の鈴木がシングルスでベスト32、高瀬・鈴木組がダブルスでベスト16に進出し、秋の新人戦のシード権を獲得いたしました。
団体戦ではベスト4に進むことはできませんでしたが、今回の経験を糧とし、5月末に開催されます総合体育大会に向けて、チーム一丸となって練習に励んでいきたいと考えています。
最後に、会場まで足をお運びいただき、温かい応援を送ってくださった多くの保護者の皆様、誠にありがとうございました。引き続き、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。(テニス部顧問 丹羽 眞樹子)
≪団体≫
2回線 麗澤 3-0 秀明八千代
準々決勝 麗澤 0-2 渋谷幕張
順位戦 麗澤 2-0 八千代松陰
5位決定戦 麗澤 2-1 八千代