前期保護者学級が行われた6月7日(土)の夜、麗澤高校の寮(麗寮)では「保護者学級寮プログラム」が行われました。
一堂に会しての親子会食では、日ごろ親元を離れて生活しているため、会場内は賑やかな団らんの場となりました。
会食後、「校長挨拶」に続き、生徒が作成したスライドを使用して「寮紹介プレゼン」が行われました。男女寮の企画係である5年生(高校2年生)が、寮の日課や年間イベント、各部屋や新入寮生の紹介を行いました。保護者のみなさんに日頃の寮生活の様子をお伝えし、会場内は和やかな雰囲気に包まれました。
19時からは、各寮に分かれての日課「夕礼」見学会と「体験発表会」が行われました。体験発表では、各学年1名の生徒が、これまでの寮生活での学びや気づきについて作文を発表しました。生徒の発表を聞いて成長に涙ぐむ保護者や寮生の姿も見受けられました。寮生活は大変なこともありますが、前向きに取り組み、自学自修力を高めながら、様々な立場を経験することで、自分を知り、他者を思いやる力を育むことができます。保護者学級は、そのような成長を垣間見ることができる貴重な機会です。
その後、時間に余裕のある保護者は、寮内で保護者同士の親睦会を行いました。
生徒の体験発表より抜粋
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・寮という環境を整えてくださっている先生方、同じ環境で生活をしている上級生の方々や、同級生、両親など、私自身のことを応援してくださっていたり、支えてくれている人たちに感謝の気持ちを持ちつつ、これからも生活をしていきたいです。そして、自分とこれから必死に向き合い、成長できるように目標に向かって努力し、楽しい高校生活を送っていきたいです。(4年)
・部屋中(5年)は見本となる立場であり完璧でなくてはならないと自分のどこかで考えてしまっていて、理想とのギャップに苦しめられたけれど、私も部屋っ子(4年)と一緒に成長していけばいいんだ。完璧でなくてもいいんだ。ということに気づくことができた。この女子寮には、お世話を通して自分も成長させていただくという考えがある。その本当の意味を身にしみて感じることができた。(5年)
・寮生活を通して私は、人との関わりの中で自分が成長していくのを感じています。仲間の存在に支えられ、親の愛に気づき、小さな気遣いを大切にし、困難に立ち向かう力を身につけました。今振り返ると、どんなに小さな経験も、自分を作る大切な一歩だったと感じます。(6年)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
学年ごとに異なる学びを得て、着実に成長している様子がうかがえました。
今年度も麗澤高校の麗寮では、8月23日~24日の1泊2日で「サマーチャレンジ寮体験」を実施します。2か月前の6月23日から、HP上でお申込みが可能です。全国の中学2年生・3年生のみなさん、「他では体験できない、高校3年間での寮生活」を通して自分を成長させてみませんか?みなさんのご参加をお待ちしています。
サマチャレお申し込みは6月23日~コチラ