7月10日(木)6時間目、中学3年生は読売新聞社の講演をお聞きしました。
今年度の中学3年生は、週に一度を目安として「読売新聞ワークシート」に取り組んでいます。このワークシートは、読売新聞などに掲載されたさまざまな記事に、問題と解答記入欄をつけたワークシート教材です。中学3年生では、生徒たちの時事問題への関心を育み、幅広い教養を身につけることを目的として活用しています。
この日の講話では、情報とニュースの関係性について理解を深める内容が扱われました。大量の「情報」が「ニュース」という商品へと変化する過程や、「情報」と「ニュース」の本質的な違い、ニュース発信者の言葉に込められた意図、さらには報道がイメージ操作を伴う危険性を有していることなど、貴重なお話を拝聴しました。
講演会の最後に、生徒たちに対して、日々のニュースを主体的に捉え、話し合いの素材として活用する姿勢を身につけるよう、心強いメッセージをいただきました。この講演をきっかけに、生徒たちはニュースを身近な話題として受け止め、友達と意見を交わしながら、少しずつ社会への視野を広げていくことができそうです。