11月4日（日）、柏市弓道場において平成30年度千葉県高等学校弓道新人大会第5地区予選会が行われ、麗澤高校弓道部が女子団体優勝、男子団体準優勝、男子個人優勝、女子個人優勝、5位敢闘賞入賞という快挙を果たしました。
　新人戦地区予選は、団体は3人×8射の合計的中数で、男子は9中以上、女子は8中以上で県大会出場権を得られます。また、個人は8射4中以上で県大会出場となります。麗澤高校からは、男子4名、女子12名がエントリー。日頃の稽古の成果を試しました。
　男子団体では、4年生の山﨑君が1立目3中、2立目4射皆中とチームをリード。それに5年生の近藤君、そして今回デビュー戦となる4年生島田君がそれぞれ2中ずつと続き、合計11中で全体の2番目の的中数で、同中の4校による2位～3位を決める射詰競射へ進みました。一人1射ずつ引いて合計的中数で順位を決める射詰は、それまでの立よりさらに緊張感が増し、息をするのもためらわれるような雰囲気でしたが、男子団体チームは3人とも見事に的中し、堂々の準優勝を決めました。また、男子個人では、団体でも活躍した山崎君が8射7中で見事優勝しました。
　女子団体は1立目めから12射7中で全体トップタイの好スタートを切ると、2立目は5年生の高瀬さんはもちろん、4年生の寺井さん、渡邉さんも全員が3中で合計16中と2位に5本の差をつける圧巻の的中で見事優勝を決めました。また女子個人では団体でも活躍した高瀬さん、渡邉さんが8射6中で同中5人による1位～5位決定の射詰競射へ進みました。射詰は1本では決着がつかず、4本目まで続きました。そして4本目も見事的中させた渡邉さんが優勝、惜しくも1本目を外した高瀬さんも5位敢闘賞入賞を果たしました。また、5年生の鈴木さん、斎藤さんもまた8射4中と的中をまとめ、入賞メンバーと共に県大会出場を決めました。
　今大会では選手各自の日ごろの稽古の積み重ねがいかんなく発揮され、近年まれに見る好結果を得ることが出来ましたが、県大会では再び挑戦者の気持ちを取り戻し、戦ってきたいと思います。県大会は11月10日（土）に男子、11日（日）に女子の大会が、いずれも千葉県総合スポーツセンター弓道場で行われます。少しでも良い結果が残せるように今後も稽古に励んでいきたいと思います。応援をよろしくお願いいたします。