本校の高校1年生および2年生、計17名が8月5日から8月18日までの期間、夏季英国語学研修に出発しました。羽田空港からイギリスへ渡り、自然豊かなイングランド南西部・コッツウォルズ地方にて約2週間、ホームステイをしながら実践的な英語を学び、イギリス文化を体験しました。
無事イギリスに到着し、研修がスタートしました。イギリス到着時の気温は22度。爽やかな夏空が生徒たちを迎えてくれました。機内ではぐっすり眠れた生徒もいれば、あまり眠れなかった生徒もいましたが、「不思議と疲れていない!」という声もあり、順調な滑り出しとなりました。
専用バスによる研修地グロスターへ移動中、窓の外には、小高い丘に羊が放牧されるコッツウォルズらしい風景が広がっていました。約2時間バスで移動し、ホストファミリーとの対面式に参加した際は、緊張しながらも元気に“Nice to meet you!”と挨拶を交わし、それぞれの家庭へと向かいました。
研修中、英語の授業に加え、各地へのバスハイクも行われました。4日目、歴史と伝統に彩られた学術都市オックスフォードを訪問した際は、現役大学生から大学生活の紹介を受けたり、映画『ハリー・ポッター』の撮影で知られるクライストチャーチを見学したりと、知的刺激にあふれる時間となりました。
10日目、街全体が世界遺産に登録されているバースを訪問し、ジョージア王朝様式の美しい建物群や「ロイヤル・クレセント」「ザ・サーカス」などの名所を散策しました。また、ローマ時代の浴場跡を利用した「ローマン・バース博物館」を見学し、今も湧き出る温泉の歴史に触れ、街並みの美しさに感嘆の声が上がる場面もありました。
生徒たちは日々の生活で英語を使いながら、イギリスの文化や歴史を肌で感じました。特に、全日程に渡るホームステイでの体験を通し得られたものはかけがえのないものであったでしょう。感謝の気持ちを伝えること、相手を思いやり行動すること、自分の家族を離れて自立すること等、国際的に活躍するのに必要な素養と英語力に磨きをかけながら、参加者たちが成長し続けることを期待しています。