令和7年9月27日(土)に高校4・5年生は、職業別講演会を実施しました。この講演会は、本校の同窓会組織「れいこう麗澤会」の全面的な後援のもと、各職種で活躍している卒業生から、進路選択を控えた高校4・5年生に向けて講演をしていただく行事です。
今回は医薬看護関係、教育関係、公務員関係、メディア関係、IT関係、海外起業を含めた専門職関係をはじめとする多くの方々にお集まりいただき、21名の卒業生からお話をいただきました。
全高校4・5年生を対象とした基調講演は、株式会社イシダの執行役員である岩﨑 佳生様より『「未来をつかむ力」~感謝と行動で広がるチャンス~』と題して行われました。岩﨑 佳生様の高校時代の体験談も交えた講演で、現役の高校生に向けた熱い思いが溢れた感動的なお話でした。進路に迷う生徒も、自分の未来を前向きに描くきっかけとなり、希望と行動力を育む貴重な学びの場となりました。
その後、生徒は自分の希望する職種に分かれて卒業生からの講演を聞きました。ふだんなかなか聞くことができない話を、卒業生の先輩から聞くことができ、生徒たちも前のめりで話を聞いていました。高校卒業後に何故その職業に就くことになったのか、職業に就くまでにどのようなことを学んだのか、日々の業務の中でのやりがいや苦労など、生徒たちは多くのことを学ぶことができました。講演終了後、個別に質問をする生徒に対しても丁寧に対応していただきました。
この毎年行われる職業別講演会は、生徒が多様な職業の実態を知り、進路選択への視野を広げる貴重な機会です。卒業生の体験談を通じて、仕事のやりがいや困難、決断と行動の重要性を学び、将来への意欲と具体的な目標を育むきっかけとなっています。
【生徒の感想】
・感謝と思いやりが大切であることがわかりました。私が一番心に残っているのは、「自分の行動が未来をつくることを理解する」ことについてのお話です。行動に移さないと何も生まれないので、とにかくすぐに行動をしてみようと思いました。
・直接お話を聞くことができる貴重な機会でした。責任も大きく大変な仕事だと改めて実感しましたが、自分が思っていたように楽しい仕事でやりがいもあることも再確認できました。今まで以上にやってみたい気持ちが強くなりました。これからも、今できることを積み重ねて頑張っていきたいです。