【中1】フィールドワークに行きました

2025.10.28
10月21日から10月23日まで、中学1年生は2泊3日の日程でフィールドワークに行ってきました。
これは本校の総合学習である自分プロジェクトの活動の一環で、「人と自然の関わり」を学ぶことを目的としています。今回はその集大成として、群馬県北部を訪ね、生物を創造し育ててきた大自然を学んできました。
クマの出没で話題となっていた地域であったため、森の中の活動は控えたり、生徒一人一人に緊急時の笛を持たせたりなど、安全に配慮しながら学びを深めてきました。
 
初日は前橋市赤城少年自然の家でカッター体験を行いました。
はじめは櫂を漕ぐタイミングが合わず、思った方向に進むことができませんでした。それでも諦めずに全員で声を出し、声に合わせて漕ぐことで、段々とコツをつかんでいきました。
 
2日目は様々な体験をしました。「五感を使う」というテーマの学びでは、目隠しをして茂みの中をロープを頼りに進んでいくことで、視覚以外の感覚を研ぎ澄ませました。
上ノ原では茅刈りの説明を受け、各クラスの代表者が実際に体験しました。茅葺屋根が使われている雲越家を訪れ、刈り取られた茅がどのように使われているのかを学びました。
クラフト体験では木材や松ぼっくりなどの自然のものを使って工作をしました。
2日目の夜は学年レクを行いました。
レクの内容は係の生徒が事前に話し合い、決めたものです。
ピンポン玉リレーや〇×ゲーム、伝言ゲーム行いました。全クラスの生徒が協力して取り組んでおり、クラスの絆が深まりました。
 
最終日はホテルでフィールドワークの振り返りを行いました。
多くの生徒が、自然の恵みと仲間の大切さについて学べたと発表していました。
その後ホテルを出発し、「奈良俣ダム」を訪れました。壮大なダムを見て感動した後、お弁当を食べました。
また、「土合駅」にも立ち寄りました。
「土合駅」とは、群馬県みなかみ町にあるJR上越線の無人駅で、「日本一のモグラ駅」として知られています。下り線のホームが新清水トンネル内の地下70mにあり、駅舎から462段の長い階段を下りていきます。
 
3日間とも天候に恵まれ、非常に充実した研修旅行となりました。
これまでに校内で行った樹木観察や「森と人間社会探求レポート」で学んできたことの集大成となった3日間でした。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。