【高校男女寮】卒寮生講話!

2025.11.14

【麗寮(麗澤高校の寮)】では、グローバル社会で役立つ力を育成するため、「社会で活躍する卒寮生による講話」を開催しています。今回の講師は小西貴之さんです。33歳の小西さんは海外での大学生活を経て、4社での勤務経験があり、多様な業界でキャリアを重ねてこられました。

 

今回の講話では、「守・破・離」をメインテーマに、ご自身の経験をもとにした物事の多様な捉え方や、「自分の“ものさし”を持って生きる」「Life is simple.」といった考え方についてお話しくださいました。高校時代や寮生活で人間として大切な“型”を学んだこと、海外大学生活で文化や常識の違いを肌で実感したことから、「自分の“ものさし”を持って生きる」ことの重要性を感じたこと、また、物事を難しくしているのは、様々な言い訳をしてしまう自分自身であり、人生は案外シンプルであること、日系大企業・外資系企業・スタートアップ企業での勤務経験を通して「自分がいいと思うこと、今を生きること」の大切さを実感していることなどを話してくださいました。

終了後、生徒からは「営業をするときに心がけていたこと」「環境を変える決断はどのように行うのか」「新しい環境に馴染む方法は」「選択に迷ったときはどうするか」など、多くの質問が寄せられました。一つひとつに丁寧かつ分かりやすく答えていただき、予定時間を延長するほどの盛り上がりとなり、生徒にとって多くの気づきが得られる充実した時間となりました。

 

生徒の感想

・自分の成長過程は、守破離の守であることが分かった。今、自分の生活リズムが乱れているので、決められたことをしっかり守れるようにしたいです。また、三年間しかない短い寮生活の中で、自分の価値観を育てて寮での時間を一生の財産にしたいです。

・小西さんは、様々な場所へ転職されていますが、それぞれの会社の特色や経験を活かして次に向かっている姿に驚きました。自分だったら、あきらめてしまうようなことでも次へと向かえる姿勢を見習いたいなと思いました。また、寮での生活を通して何を学べたのか、自分にとっての経験になるのかを真剣に考えていきたいなと思いました。

・私も周りのことばかり気にして自分の思うように行動できていなかったことが多かったのですが、寮に入ることで自分の意見を伝える機会が増え、以前よりも自分のものさしで生きることができるようになりました。周りの環境が合わないときにネガティブに捉えるのではなく、明るい未来のために今頑張っているとポジティブに捉えていきたいです。