11月16日(木)、「Re:未来〜持続可能な社会づくり高校生国際会議〜」が本学園の生涯学習プラザにて開催され、本校からは「語学ゼミ」に所属する高校生8名が参加しました。 この会議は、令和7年度高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)採択校である北海道ニセコ高等学校と本校が共催で企画したものです。持続可能な社会の実現に向けて、様々な国や地域の高校生がICTを活用しながら意見を交わすことで「グローバルな視野と多様な価値観、実践的なアイデアと課題解決力、共感とつながりのネットワーク」を身につけることを目的としています。北海道ニセコ高校をはじめ、本校を含む国内4校から19名の高校生が会場に集まり、さらにタイと台湾からも多くの生徒・学生がオンラインで参加しました。
午前中は「はなみずき」ホールにてプレ会議が行われ、アイスブレイクとして自己紹介ゲームを楽しみました。緊張がほぐれた後は、ランチ交流を通じて生徒同士が親睦を深めました。
午後の本会議は生涯教育プラザで開催され、麗澤大学の山川和彦教授による基調講演からスタートしました。山川教授は「観光地における言語政策」などを専門とされており、講演ではご自身の研究分野を踏まえながら「自ら情報を集め、考えることの大切さ」について語られました。続いて、CanvaなどのICTツールの活用方法について説明を受け、各グループに分かれて「持続可能な社会の実現」をテーマに議論を行いました。議論の中ではICTツールを積極的に活用し、意見を整理しながら協働的に考えを深めました。台湾やタイの学生もオンライン参加し、自分たちの地域が抱える課題について多くの意見を寄せてくれました。最後には各グループが成果をプレゼンテーション形式で発表し、参加者全員が多様な視点や新しいアイデアに触れることができました。
今回の国際会議を通じて、生徒たちは世界に目を向ける姿勢や課題解決に向けた実践力を学び、さらに共感とつながりの大切さを実感しました。これらの学びは、今後の学校生活や将来に大きな糧となることでしょう。
参加した生徒の感想
・国や地域によって抱えている問題が大きく異なることを知り、様々な人と意見交換をすることの大切さを実感した。
・海外や他校の高校生と打ち解けられるか不安だったが、議論の時間にはしっかり話し合い、自分の意見を伝えることができて自信につながった。