第19回全日本高校模擬国連大会・本大会に参加しました

2025.11.18

11月15日(土)・16日(日)の2日間にわたり、国連大学にて開催された「第19回全日本高校模擬国連大会」に、麗澤高等学校の高校2年生2名が出場しました。

 

今年度の議題は、「デジタル公共圏のガバナンス — 表現の自由と多文化共生社会」という情報空間が国家や文化の境界を越えて影響力を持つ現代社会において、いかに自由と安全を両立させるかという高度なテーマが設定されました。

本校チームはカナダ大使として参加し、事前準備として政策リサーチ、ポジションペーパーの作成、スピーチ原稿の構築、各国方針の分析など、数ヶ月にわたり綿密な準備を重ねてきました。また、議題に関係する国内外のニュース、政府報告書、国際機関の資料を読み込み、自国の外交姿勢に基づいた一貫性のある政策立案に努めました。


全国から集まった強豪校が高度な議論を繰り広げる緊張感のある場ではありましたが、2名の生徒は臆することなく積極的に発言し、英語スピーチや各国との交渉に主体的に臨みました。他国大使との対話を通して、自分たちの政策の弱点や新たな視点にも気づき、まさに「生きた学び」を体感する機会となりました。

 

特に、カナダ大使として「表現の自由」と「社会的調和」をいかに両立させるかについて、多くの国と建設的な議論を交わしました。
参加生徒は、議論だけでなく、他校の参加者との交流や相互理解を深め、国際舞台に挑戦した者同士の友情を育む貴重な経験を得ました。