3月9日から3月14日の間で行われた春期講座にて高校5年生実験希望者を対象に、化学と生物で実験を行いました。今回の実験では、化学は金属イオンの定性分析、生物はPCR実験を行いました。
化学では金属イオンの定性分析を行いました。
今回は複数の金属イオンが混ざっている溶液に対し、どのような操作をすればそれぞれのイオンに分離ができるかを生徒同士で実験方法を提案し、模索しながら実際に分析するという新しい試みでした。
生徒たちは自分たちの持っている知識、資料をフルに動員して、仲間たちと話し合いながら実験を進め、現在行っている操作が合っているのか、結果はどうなるのかを予測しながら実験を行いました。
授業後半では他グループの班員と意見交換を行う生徒も出始め、活発な議論と実験が行われる良い実験となりました。
生物では公益財団法人かずさ DNA 研究所のご協力の下、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)の実験講座を行いました。今回は実験教材貸出事業である『DNA実験宅配便~謎のお肉のDNA鑑定~』という実験教材を用いています。
実験講座に参加した生徒は、授業内ですでにPCR、というバイオテクノロジーが存在することを学んでいます。
しかし、実際の器具や、操作を行うのは初めてで、より実践的な実験から仮設、実験、考察、という流れを体験しました。
実際の研究で用いられるマイクロピペットやマイクロチューブに触れ、緊張しながらも慎重に作業を行いながら、繊細に作業を進めたり、ごく少量を正確に扱ったりすることが大切な「分子の世界」を体験していました。
生徒たちは自分たちの班の結果を予想し、しっかりと結果を考察することができていました。
今回は化学も講座にて実験を行い、講習内で2回の実験を行っています。
実践的な実習を通して、生徒が自発的に検証していく姿が見られたことは、生徒自身が探究的なスキルを身につける上で大いにプラスになりました。
生徒からは「実験器具の使い方に困惑したがよくわかった」という感想や「自分たちで計画し、正解をつくるのがこんなに大変なのかと思った。」という感想がありました。
定量的、定性的な科学の実験を知ることのできる大変意義のある実験になりました。