2026年6月18日(木)、麗澤大学国際学部の中園長新准教授による出張授業を高校5年生「情報Ⅱ」の授業にて実施しました。
本取り組みは、麗澤大学との高大連携の一環として今年度より始まりました。初回は「人間とAIの共生社会におけるELSI(エルシー):AI時代の哲学・倫理を考える」というテーマで、AIが普及する時代において私たちの哲学・倫理はどのように変わるのか、先端技術を活用する際の倫理的・法的・社会的課題は何なのかをディベート形式で考える授業をおこないました。
「友人の宿題を写して提出することは善か悪か?」「写す際に対価を要求して双方納得の上でやりとりしたとしたらどうなる?」「トロッコ問題をAIはどのように判断すればよいか?」「完全自動運転の車が事故を起こしたときの責任の所在は?」などの問いに対し、生徒はいろいろな視点から意見を出し合っていました。
中園准教授からは、さまざまな視点があって簡単に善悪が決まらないことや、AIの登場によって私たちの考えている「責任」という概念が変化しつつあることなどを紹介していただきました。授業の最後には「人間とAIの共生」に触れ、AIが知能や知性を持つかどうかにかかわらず、共に生きるためには倫理観や道徳観を考え続けることが重要であることをお伝えいただきました。
将来テクノロジーを活用してイノベーションを起こしてくれるであろう生徒たちにとって、非常に有意義な時間となりました。
※ELSI(エルシー):倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal and Social Issues)の略で、先端技術を開発したり社会実装したりする際に検討すべき課題のことを指します。