2学期の終業式

2018.12.20

12月20日(木)、よく晴れた冬の寒空の下、2学期の終業式を行いました。

松本校長先生からは、人生における「学び」について読書を一例にお話がありました。日本における読書習慣についてふれ、日本全体で「本を読む人」と「本を全く読まない人」の二極化が起きていること、そして、大人の学びは「体験」と「読書」からなること、さらに社会のリーダーたちは忙しくても自分の知識・教養を高めるために本を読み、それが会社や組織が時代に遅れずにやっていくために必要なことだと理解していることなどを紹介してくれました。

また大学生が本を読まなくなっていく理由は、ある人によれば「スマートフォンの普及」だといいますが、またある人によれば、「高校生までに本を読んだことがあるかどうかだ」というそうです。高校生までに本を読む習慣のある人は、その後大学生になっても大人になっても本を読む習慣を持ち続けますが、そうでない人が、本を読む習慣をつけることはとても難しいそうです。校長先生自身の高校生時代の経験も交えながら、ぜひこの冬休みに読書の習慣をつけ、人生においても「本を読む」人であってほしい、というメッセージがありました。

その後、税の作文コンクールにて、4A手塚さんが「ひとり親と税」というタイトルで入賞しましたので校長先生より表彰していただき、進路指導部長の丸島先生より、冬休みの課題について、「こなす」のではなく「自分から取り組む」ことの大切さについて話がありました。生徒指導部長の和智先生からは11月に学校付近で起きた事故の話を元に、自分がどんなに気をつけていても事故にあうことがある事や、自転車の事故が多いという事、そして事故にあった時の対処などについて話がありました。

明日から学校は冬季休暇体制となり、中高共に12月24日までは冬季講座となります。3学期は1月8日始業式から始まります。

2018年は本校に対する様々なご支援・ご協力ありがとうございました。2019年もどうぞよろしくお願いいたします。