令和6年9月28日(土)に高校4・5年生は、職業別講演会を実施しました。この講演会は、本校の同窓会組織「れいこう麗澤会」の全面的な後援のもと、各職種で活躍している卒業生から、進路選択を控えた高校4・5年生に向けて講演をしていただく行事です。
今回は医薬看護関係、教育関係、公務員関係、メディア関係、IT関係、専門職関係をはじめとする多くの方々にお集まりいただき、海外(ロンドン)からオンラインでの参加も含めて23名の卒業生からお話をいただきました。
全高校4・5年生を対象とした基調講演は、株式会社八天堂社長である、森光孝雅様より『人生、今日がはじまり、良い品、良い人、良い会社つくりへの挑戦』と題して行われました。森光様の高校時代の体験談も交えた講演で、現役の高校生に向けた熱い思いが溢れた感動的なお話でした。将来に関して悩んでいる高校生に多くの気づきや学びをいただきました。
その後、生徒は自分の希望する職種に分かれて卒業生からの講演を聞きました。ふだんなかなか聞くことができない話を、卒業生の先輩から聞くことができ、生徒たちも前のめりで話を聞いていました。高校卒業後に何故その職業に就くことになったのか、職業に就くまでにどのようなことを学んだのか、日々の業務の中でのやりがいや苦労など、生徒たちは多くのことを学ぶことができました。講演終了後、個別に質問をする生徒に対しても丁寧に対応していただきました。
漠然とした目標の生徒も目標が定まっている生徒も、実際にその生活をしている先輩方からのお話を受け、さらに知識が深まりました。先輩方の生き方や考え方を自分の人生につなげ、これからの人生で多く訪れる決断を力強く行ってくれることを願っています。
【生徒の感想】
・感謝を忘れたり、自分の事ばかり考えたりせず、人のために志を持ってなんのために、何ができるのか考えながら行動することが大切だと思いました。正しさを考え、応援されていることを忘れずに、これから先のために頑張ろうと思います。
・努力をすれば必ず報われること、頑張れば人生が充実し、将来の選択肢が増えると聞いて努力はやはり裏切らないものだと感じた。将来のためにはただ漠然とした構想ではなく、なんのために何になるのかという動機が大切だと知った。これからの生活で興味のあるものを色々知って、将来何になりたいか考えようと思った。