【中学2年生】進路講話を実施

2025.02.08

 

2月6日(木)に、中学2年生は2名の講師に来ていただき、進路講話を実施しました。生徒たちは現在、「自分を知る」というテーマで進路学習を行なっています。今回の講話もこの一環として行いました。

 

東罐興業株式会社様

食品容器の製造を行っている東罐興業株式会社様より落合佐和子様をお招きし、企業概要や、社会の中での役割についてお話をいただきました。東罐興業株式会社様は私たちが普段口にしているテイクアウト食品や、アイスクリーム容器、紙コップなどを製造されています。消費者に直接品物を売る「BtoC」ではなく、企業相手に製品を販売する「BtoB」を行われています。食品の容器には「守る」「伝える」「わかりやすくする」という大切な役割があり、私たちの食生活を支えてくれていることを学べました。中学生にもわかりやすいようにクイズや動画を織り交ぜて話してくださり、紙の素材である広葉樹、針葉樹の話では、理科の授業で得た知識と結びつけて理解することができました。生徒たちはビジネスの形態や、私たちの生活を支える製造業について理解できたはずです。

 

【ふらん・どーる様】

金沢市のケーキ・洋菓子店「ふらん・どーる」のパティシエである金岩重典様に「洋菓子をつくる仕事」と題してお話しいただきました。「ふらん・どーる」では年間約200種類のケーキを販売しており、季節やイベントごとにお客様のニーズに合わせた商品を生み出しています。金岩様がパティシエになろうと思った経緯は「洋菓子が好き」という気持ちからであり、仕事でやりがいを感じるのは、「自己満足ではなく、自分のケーキでお客様が喜んでくれた時」というお話しをいただきました。まだ自分の夢や好きなことが見つかっていない生徒たちにとって、「誰かの意見ではなく、自分の興味・関心を大切にして、色々なことに挑戦し失敗する経験を積んでください」というお言葉は将来の夢を見つけるヒントになりました。