令和7年4月5日、麗澤高等学校全日制課程第80期253名と、麗澤中学校第24期165名の新入生を迎え、入学式を挙行いたしました。
満開の桜花と青空とのコントラストが美しい麗澤のキャンパスは、春爛漫の陽気に包まれ、最高の入学式日和となりました。
新しい環境での初めての出会いは、これからの学校生活への期待を膨らませます。
麗澤で最も広い第1体育館を会場に、入場してきた中学1年生と高校からの入学生は少し緊張の面持ちを見せていました。
一方、新しい同級生たちとの出会いを楽しみにしてきた一貫生たちは、リラックスした表情で式に臨んでいました。
最初に行われた「新入生紹介」では、一人ひとりを呼名し、大きな「はい!」という返事が会場内に響き渡りました。
次に、新入生を代表し、中学の瀬戸口さんと高校の東海林さんの宣誓が堂々と行われ、会場から温かい拍手が贈られました。
校長式辞では、櫻井校長が新入生とご家庭へのお祝いの言葉と共に、麗澤の『知徳一体』という教育理念、校章のモチーフである「まんりょう」の意味、これから真のグローバル人材へと成長していくために必要な資質の3点について述べ、「互恵の精神を持つ地球人」として成長してほしいと結びました。
廣池理事長の祝辞では、今年90周年を迎える麗澤の歴史に触れ、「麗澤で学ぶことは、この難しい時代を切り拓く能力を磨き、真に社会に役立つ人材として成長する貴重な機会」であることを力強く述べられました。
さらに本校卒業生で、元プロ車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾様から新入生に向けてビデオメッセージをいただき、目標を持つことの大切さや、これからの人生でターニングポイントがやってきたら、失敗を恐れず、積極的にチャレンジして乗り越えていってほしい、との励ましのお言葉をいただきました。
続いて、在校生を代表して、麗鳳会(生徒会)会長の河口さんより、新入生を歓迎し全力でサポートをするという心温まるメッセージが贈られました。
最後に全員で校歌を斉唱し、無事に入学式が終了いたしました。
今年度も在校生有志の「チームICT」が動画撮影とライブ配信を実施するなど、学校を挙げて新入生をお迎えすることができました。
新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます。これからの学校生活が充実した素晴らしいものとなることを願っています!