2025年7月5日(土)、本校の中高生40名が青山学院大学相模原キャンパスにて、高大連携プログラム「地球のあるき方 ~中高と大学の違いって?~」に参加しました。この企画は、青山学院大学地球社会共生学部の学生団体(GSC)の皆さんが中心となって企画・運営してくださったものです。「中高と大学の学びの違い」をテーマに、ワークショップ形式で構成された特別プログラムです。当日は遠方にもかかわらず中学1年生から高校3年生までの生徒が参加しました。
ーー大学生と“リアル”に出会い、学びの視野を広げる一日
プログラムは以下の流れで進行しました。
・大学・学部の概要説明
・大学生によるキャンパスツアーと施設案内
・学食体験
・大学生とのインタビュー・座談会
・「中高と大学の学びの違い」をテーマにグループ発表
初めは緊張した面持ちだった生徒たちも、大学生との交流が進むにつれ、自然と打ち解けていき、笑顔があふれる時間となりました。特に、年齢の近い先輩である大学生たちから直接話を聞けたことは、生徒にとって非常に貴重な経験となりました。
ーー「大学って、自分の意志で動く場所なんだ」
座談会の中では、「中高教育の意味」について学生から問いかけがありました。初めは「大学受験のため」と答える生徒もいましたが、ワークショップを通して、中高・大学それぞれの学びが持つ本質的な意味について、改めて真剣に考える機会となりました。
プログラム終了後の振り返りでは、
「大学生は、自分のやりたいことに対して主体的に行動していてすごいと思った」
「高校では“教えられる”ことが多いけれど、大学では“自ら学びに行く”のが基本になると分かった」
といった声が聞かれ、生徒たちの中に新たな気づきと学びへの意欲が芽生えたことが感じられました。
ーー将来を見据えた“学びの選択”へ
今回の取り組みは、進路やキャリアに対する意識が高まる中高生にとって、自分の未来を具体的に描くための貴重なステップとなりました。大学生活を体感し、大学生と本音で語り合うことで、「学ぶ」という行為の意味が一歩深く理解できたようです。
本プログラムの実施にあたりご協力いただいた、青山学院大学地球社会共生学部学生連合(GSC)の皆様に心より御礼申し上げます。