高校1年生は10月21日(火)から10月24日(金)にかけて、3つのグループに分かれて畑毛研修旅行に行きました。研修の目的は、本校の創立者である廣池千九郎博士にゆかりが深い、静岡県函南町畑毛の地を訪ね、建学の精神を学ぶこと、麗高生としての自覚と誇りを持つこと、生徒の相互理解と親睦を深め、学級・学年としての結束を強めることです。
1日目はぐるめ街道の駅で昼食をとった後、「畑毛記念館」を訪ね、展示室の見学や実際に論文を書かれた部屋で詳しく講話を受けました。多くの実物資料(遺品・遺稿等)やパネルを時代ごとに区分して展示されており、廣池千九郎博士の人と業績、モラロジーの学問的意義を深く学ぶことができました。生徒は展示されている廣池先生の若かりし頃の体験の記載や、高台に上り景色を眺めたりとそれぞれ見学していました。そして 「江川邸」では、江戸時代末期の日本の近代化に貢献した多岐にわたる業績について学び、知識を深めました。パン祖を通じた当時の生活や当時の職業、文化についても学びました。
夜はホテルサンミに宿泊し、夕食後には各クラスの企画委員が主催するレクリエーションが行われました。その後、就寝までの時間には、生徒同士で親睦を深め、和やかで楽しいひとときを過ごしました。2日目はホテルでの朝食を終えた後、鎌倉にて自由行動を実施しました。各自が事前に計画した散策ルートに沿って、鶴岡八幡宮や由比ガ浜をはじめ、さまざまな神社仏閣を訪れ、歴史と文化に触れる充実した時間を過ごしていました。
学習面・交流面ともに非常に有意義な二日間となり、生徒たちは多くのことを学び、心に残る貴重な研修となったようです。