12月16日（火）～17日（水）、台湾の台中市立文華高級中等学校（Wen-Hua Senior High School）との交流会を行いました。このプログラムは国際交流活動の一環として実施され、異文化理解とコミュニケーション力の育成を目的としています。

 

来校に先立ち、Google Classroom上で自己紹介や学校紹介を行い、お互いの文化についてメッセージを交換するなど、事前準備を進めてきました。今回は寮での宿泊を含む1泊2日の滞在ということで、本校の寮生がバディとして滞在中のお世話を担当しました。さらに、寮での滞在をより楽しんでいただけるよう、男女寮合同でのレクリエーションを生徒主体で企画しました。

 

英語での歓迎式、授業への参加、施設案内、給食体験など、多くの生徒が文華高校の皆さんと交流する機会を得ることができ、大変貴重な時間となりました。英語を通じて台湾や日本の文化について深く学び、日本について改めて考えるきっかけにもなりました。

寮でのレクリエーションや部屋での自由時間は、特に思い出深いものとなったようです。同世代の生徒と生活を共にする経験は特別で、朝礼やラジオ体操など、ホームステイとは一味違う「麗澤らしい」生活を体験できたことに、文華高校の生徒たちも大変満足している様子でした。

 

体育館では、台湾でもトップクラスのレベルを誇るダンス部によるパフォーマンスを鑑賞しました。美しい衣装や高度な舞踏技術、一糸乱れぬ踊りに魅了されるばかりでした。ダンスを始めてどのくらいなのか、週にどれくらい練習しているのかなど、麗澤生から質問が飛び交いました。

お別れ式では、日本のお菓子で作った首飾りにメッセージカードを添えてお渡ししました。連絡先を交換し、これからも交流を続ける約束をする生徒も多く見られました。

 

麗澤生からは
「もっと英語を話せるようになりたい」
「台湾に行ってみたい」
「準備してきたものを喜んでもらえて嬉しかった」
といった声が上がりました。

 

また、文華高校の生徒たちからは

「皆さんが丁寧に準備してくれたことに感動しました」
「この旅行は本当に幸せでした。麗澤を愛しています。また将来お会いできるのを楽しみにしています！」
「台湾へぜひ来てください。またお話しましょう！」
など、感謝や再会を願うメッセージを英語・日本語でたくさんいただきました。

 

今回の経験が、国際的に活躍できる日本人の育成につながることを願っています。文華高級中等学校の皆さん、ご協力いただいた方々、ありがとうございました。