7月29日(水)から8月3日(月)にかけて、昨年に引き続き台湾スタディツアー旅行を実施しました。
今年のスタディツアーは、5泊6日の行程のうち、実に3日間が現地の高校生や大学生と交流できるプログラムでした。台湾の提携校2校とそれぞれ1日ずつ交流し、さらにその翌日は台北市内を現地の大学生とともに巡るプログラムもありました。台湾の文化や教育に触れながら、現地の高校生や大学生と英語を通じて国際交流を深める、貴重な機会となりました。
1日目は空路で台北に入り、台湾新幹線で台中まで移動。
2日目は、文華高級中学校(日本の高校に当たる学校)を訪問し、交流を行いました。図書館の階段教室で国際交流の開会式典が行われ、両校の生徒がそれぞれ母校と自国の文化について紹介するプレゼンテーションを行いました。その後、午前中は音楽、歴史、英語の授業に参加し、午後は半導体メーカーTSMCにちなんだ化学の感光実験を行いました。授業後はバスで台中の中心地へ移動し、東京駅と同じ設計者が手がけた台中駅を見学したほか、かき氷を食べたり、お菓子作りを体験したりしました。街中では、日本統治時代の建物の外観を生かしながら、内装を現代風に改装した店舗も見られ、台湾の歴史と現代文化の融合を感じることができました。夕刻に学校に戻って交流は終了となりましたが、お別れは非常に名残惜しいものでした。
3日目は、同じく台中にある明道高級中学校を訪問し、終日現地の高校生と交流しました。こちらの開会式典でも両校の生徒がお互いにプレゼンテーションを披露。その後、午前中は英語、中国語、生物の授業に参加し、午後には、夏休み期間中に開催されている文化祭の展示を案内していただき、体育の授業にも参加しました。この日も、生徒たちは互いに別れを惜しみながら交流を終えました。夕刻には、台湾新幹線で台北へ移動しました。
4日目は、台北市内を台北大学の学生に案内してもらうプログラムに参加しました。中正紀念堂で衛兵の交代式を見学したり、台北101を訪れたりしました。大学生がとても親切に接してくれたこともあり、観光だけでなく、現地の大学生の生の声を聞くことができる、たいへん有意義な機会となりました。
5日目は金山を訪れ、地方創生に取り組んでいる方から、観光によって故郷を再生しようと努力していることについてお話を伺いました。体験学習では、石窯を使って焼き芋や竹筒に入ったおこわを作りました。午後は台北市内に戻り、故宮博物院を見学して1日を終えました。
6日目は昼のフライトで台湾を出国し、夕刻、無事に日本に帰国しました。
英語という共通の外国語を通じて心を通わせた経験は、生徒たちの胸に深く刻まれたのではないでしょうか。また、スタディツアーの感想には、「互いにリスペクトし合う関係性を築き上げていくことが、国同士の友好的な交流関係につながっていくのではないかと思った」と書いている生徒もいました。今回のスタディツアーを通して、生徒たちは英語を学ぶことの意義を改めて実感するとともに、異なる文化や価値観を持つ人々と直接交流することの大切さを学ぶことができたと思います。参加した生徒たちの、今後の英語学習へのさらなる意欲と、国際的な視野を持つ日本人としての成長が期待されます。