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2019.09.19
G20サミット教育関連イベントに登壇②

ユネスコスクールとしての麗澤の歩み

ユネスコスクールとは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するために、平和や国際的な連携を実践する学校と定義されています。2018年10月時点で日本の加盟校数は1,116校で、1か国当たりの加盟校数は世界最大となっています。

本校は、自分プロジェクト(総合学習の時間)での自然学習や国際理解教育が評価され、2012年に加盟しましたが、2015年にSDGsが世界に発信されると、新たな活動の必要性を感じました。そこで、始まったのが課外活動としてのチャリティー活動でした。本校は道徳教育を重要視しており、その実践の場としてもチャリティー活動は最適と考えました。

生徒の「やりたい」が自信につながる瞬間

2018年夏、西日本地域を豪雨が襲い、甚大な被害が出ました。しかし学校は既に夏休み期間で、募金を募るのも難しい状況。また募金活動は継続的な支援を呼びかけるのも難しい、、、そんな時に出会ったのが、古本を送るとその売価に1冊につき10円を上乗せした金額を募金してくれる「ちゃりぼん」という仕組みです。株式会社Value Booksが実施しているこのプロジェクトの志と企業の想いに共感し、さっそく生徒にボランティアの募集をしたところ、夏休み中にも関わらず6名の生徒が手伝ってくれることになりました。夏休みの講座期間を利用したり、麗澤大学にも声をかけ、1週間ほどで500冊以上の本が集まりました。(詳細はこちら

ちょっとやってみたい、と思って参加した活動の思わぬ影響力に驚きつつ、自分たちにも出来ることがある、そんな自信を持つことが出来たのです。

さらにこの活動は文化祭でも継続実施し、総数1000冊を突破。支援金額は2万円を超えました。これだけで終わらず、なんと新聞でも記事に取り上げていただきました。(詳細はこちら)それまでは「学校の活動」と思っていたことを、「社会的に意味のある活動」として感じられるようになってきたのはこの時からでした。

次回はその後の活動の展開について書きたいと思います。