11月9日(土)後期保護者学級にて、レモネードスタンド、フェアトレードコーヒーの販売を行いました。今回は生徒主体で、４年生の稲田さん、牛島君を中心に、中学１年生から高校５年生までの有志全員で協力して主体的なイベントにすることができました。
　今回は今まで先生が進めてきたものを生徒主体で行おうとしたため、当日までの道のりはとても長かったです。みんながみんな、今の自分たちに何ができるかがわからず、進みが遅くなり悶々としたり、情報共有がうまくいかずに会議の日程に全員がそろわなかったり、それ以外にもあげればきりがないほど様々な壁がありました。しかし当日は、前回までと違い、メンバーそれぞれが指示を待ちすぎるのではなく、主体的にその場その場にあった適確な行動がとれたように思います。これが今回の成功の一番の要因ではないかなと思います。
　今回私は広報班として写真撮影、ビデオ編集という立場で関わらせていただきました。おかげで最初から最後までメンバーを俯瞰した位置から見ることが出来ました。その立場から思ったのは、メンバーの成長です。最初は小さな壁や障害でも不安な顔をしていたメンバーが、当日は自信を持って動いていたり、コミュニケーションをとるのが苦手そうなメンバーも当日は声をあげて率先して宣伝したりしていました。特に写真を撮っている立場として感じるのはみんなの最高の笑顔でした。写真を撮りながらこちらまで元気になるような笑顔が見れました。
　今回大成功で終わったのは様々な方のサポートのおかげだと思います。なにもわからずなかなか準備が進まないのを見守って下さり、時には適確なサポートをしてくださり、時には貴重な意見を下さった先生方、場所を貸して下さった食堂の方、コーヒー豆を生産している東ティモール　レテホォ郡の農家の方、ピースウィンズジャパン（コーヒー豆の輸入）の方、豆の焙煎をしてくださった茶珈香（コーヒー豆の販売）の方、やまや（レモネードの販売）の方、そして何より今回の活動に賛同して下さりレモネードスタンドへの寄付とフェアトレードコーヒーを買ってくださった保護者のみなさま、本当にありがとうございました。（4年生T.N）