豊かな自然の中に校舎が建てられているのは麗澤の最大の特徴であり、私が気に入っている点でもあります。そんな麗澤だからこそ起きる珍事件があります。最近起こった事件をいくつか紹介したいと想います。

◯ 突然の物音

ある晴れた日の１時間目、板書をしていると後ろから突然何かがガラスにぶつかったような鈍い音が聞こえました。窓を見ても特に異変がなかったのでおかしいな、と思いながら板書を続けました。その後どうしても音の正体が気になりふとベランダを覗き込むと小鳥が落ちていました。よくガラスを見てみると小さい羽がついていたので、鈍い音の正体が鳥だと分かりました。窓はそこまで透明なわけではなかったのに何故ぶつかってしまったのか疑問でしたが、身体を動かす様子のない鳥がすごく心配でした。授業後すぐにベランダを確認すると身体を起こしていたのでとても安心しました。

◯ 授業中ふと窓の外を見たら...

ある曇りの日の午後、眠気に負けそうになった私はなんとかして眠気に耐えようと気分転換に窓の外を見てみました。すると２階なのにも関わらず、カマキリが教室のベランダの縁を歩いていました。あっという間に目が覚めました。一階ならまだしも何故２階にいたのか、何故来てしまったのかは今でも疑問です。
（※写真はもちろん授業後に撮影しました）

麗澤で学び始めてから５年が経ち、入学当初よりは虫にも鳥にも慣れてきたつもりでしたが、鳥が倒れていたときは本当に焦りました。何度季節が巡っても学園の自然に飽きることはありません。(５年　そらつき)