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STUDENT BLOG 在学生による学校生活ブログ

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2020.12.10
エディターズスキル講座に参加しました。

 こんにちは、STARメンバーの高校2年生(SKコース)です。今回は、私が11月14日に参加したエディターズスキル講座について紹介させていただきます。
 この講座では「編集者」とは何かから始まり、第一線で活躍する編集者の「インタビュー技術」を教えていただきました。ここから講座の内容を大きく3つに分けてご紹介します。

①編集者とは「情報を編集する」仕事である
 皆さんの持つ編集者のイメージはいかがでしょう。私を含め大抵の人は編集者と聞くと、本や雑誌を編集する人を思い浮かべるかと思います。しかし映画やテレビ番組でも「編集」する、と言います。つまり視覚や聴覚における「情報」を「編集」する仕事を総称して編集者というのです。

②企画とは
 企画はよくアイデアと混同してしまいがちですが、企画はアイデアを人に伝えられるよう論理的・具体的にし形にしたものです。また企画を作る中で重要なのは、「誰の・何を」を意識することだそうです。これらが欠けているとうまく人に伝わらないかもしれません。

③「聞く・問う・開く」力
 まずは「聞く力」。これに関しては「あいづち、オウム返し、要約返し」の3つを傾聴するときの姿勢として教えていただきました。これらを実行することで相手も自分の話がきちんと伝わっていると安心しインタビューがスムーズに進みます。
 次に「問う力」。質問は大きく2つ、大まかなものをオープン質問、細かいものをクローズ質問とで分かれます。インタビューをする際はこれらの順番が大事です。「最初はクローズ質問→だんだんオープン質問にしながら質問と応答を続ける→後半は少し細かめのオープン質問→最後はオープン質問」という順になります。さらに、内容の流れは「現在→過去→現在→未来」だと相手も答えやすいそうです。
 最後に「開く力」。インタビューでは、ただ質問するのではなく、相手の心を開くことでより深く情報を得ます。そのために「相手が来るまで立って待つ、褒める・共感する、呼び水質問(第1質問)(相手のことをきちんと調べて来ていることを示すもの)を用意しておく」などをします。

 今回は大きく3つのことを紹介しましたが、他にも編集者に必要なスキルなどを教えていただきました。また③の問う力は実際にワークをすることでより理解が深まるなど全体を通して充実した時間でした。また講師の富田さんは講座の中でインタビュー技術はいまや仕事をする上でマストになっている、とおっしゃっていました。
 私は元々編集者志望だったのでこの講座に参加しましたが、講座を受けてより編集者という仕事をしたいという思いが強くなりました。夢を叶えるためにも、日頃から話の聞き方に気を使い、今回学んだインタビュー技術を少しずつ活用していければと思います。(5年SKコース K.M)