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STUDENT BLOG 在学生による学校生活ブログ

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2021.01.05
5年I組で行った「イングリッシュ  キャンプ」とは?

 12月4から19日まで、5年I組のプログラムでイングリッシュキャンプが行われました。今回はそのイングリッシュキャンプについて、ご紹介したいと思います。
 イングリッシュキャンプはタクトピア株式会社主催のもので、iHubを拠点として5人のglobal students(日本の大学に通う海外出身の留学生)と6日間を共にしました。global studentsはそれぞれ、バングラデシュ、キルギスタン、タジキスタン、ベトナムの出身でした。コロナウィルスの影響もあり、私たちILの生徒は今年オーストラリアに行くことが出来ませんでした。そんな中行われたキャンプで、一人ひとりが主体的に取り組むことができました。
 今回のキャンプで与えられたミッションは「global issueを探し出し、解決策を見つけよ!」でした。5人のglobal studentsが各々の専門分野に沿った興味深いお話をしていただきました。例えば、バングラデシュの言語の歴史やコーヒー豆のことなどです。私達はお話を聞いた上で「自分が学びたいこと」を決めました。その後、各グループで、それぞれの国で起こっている問題は何かを皆で模索し、詳しい実態や根本の原因、そしてどのようにしたら解決が出来るかについて話し合いました。例えば私のグループでは、「バングラデシュの男女差別問題」に目をつけました。皆で話し合い、「昔から存在する女性への偏見や、男子のほうが使えるという概念、そして貧困による新しい知識の遮断」が原因ではないかと考えました。そして「バングラデシュの田舎を観光業で活性化し、より多くの人が貧困から抜け出して教育を受けることによって男女差別を減らす」という解決策を提案しました。この過程にはメンバーとのブレインストーミングや、他班を巻き込んだ話し合いも行いました。
 このように、普段はなかなか時間をかけて深く考える機会のないような世界の問題を、生徒主体となって必死に考えるというのは本当に新鮮でしたし、勉強になりました。私達ILコースの生徒は、将来の視野に海外を見据えている人も多いので、このように世界のことを考えるという経験は大きなものとして残ると思います。6日間を通して、global studentsとIクラスはとても親しくなりました。一緒に踊ったり、帰宅してからもメール等で話したり、雑談したりと非常に充実した時間を過ごすことができました。お別れの日は本当に寂しかったです。ですがglobal studentsのみなさんに教えていただいたことや、学んだこと、素敵な思い出を忘れずにこれからも英語学習を頑張っていきたいと思いました。(5年I組 K.A)