6月18日（土）、千葉県総合スポーツセンター弓道場において、千葉県高等学校総合体育大会弓道競技大会の団体準決勝・決勝が行われました。先週の予選を勝ち抜いた上位15位タイまでの学校で行われ、準決勝で上位10位タイまで絞られ、そこからは座射による2立が行われ、予選から合わせて80射の合計的中数で最も高い的中数だった学校が高校総体への切符をつかむことになります。
本校の女子団体チームは、先輩も経験していないこの準決勝・決勝に自然体で臨むことに努め、自分のベストの射を披露すべく立に臨みました。準決勝では、予選とは違う雰囲気の中でしたが大前の桑原が4射皆中と緊張からか的中を伸ばせない仲間をけん引し、全体の2番目の総的中数で決勝進出を決めました。決勝は座射となり、1立目は9中と準決勝からは調子を取り戻したものの、大きく的中を伸ばすには至らず、2立目では4中と力尽きました。しかし、余力を残すことなく、今できることをやりきり、全てを出し切っての結果だったので、悔し涙を流しながらも仲間とお互いの健闘を称えあっていました。
これで6年生は引退となりますが、今回から制限付きですが再開された応援に駆け付けた4年生部員の目にその全力で戦い抜いた先輩の姿はしっかりと焼き付けられたことと思います。何より、これまで超えられなかった１中の壁を乗り越え、団体決勝まで進んで、新たな段階に踏み込んだことは、今後に大きな意味を持つことと思います。これからは、先輩たちの全力を尽くした戦いを見届けた後輩たちが、引退する先輩たちに代わって、次なる目標に向けてその志を受け継ぎ、頑張ってくれることと思います。今後とも応援をよろしくお願いします。