9月30日(土)から2日(月)までは、新学期が始まる最後の休みということで、生徒たちはそれぞれの家庭で週末を過ごしました。ホストファミリーの親戚や友達たちと一緒にパーティを開いた生徒もいたようです。
10月3日(火)
この日からトリニティ・ルーサラン・カレッジ(Trinity Lutheran College、以下TLC)でのスクーリングが始まりました。まず、一人ひとりの写真を撮り、そのあと、英語の授業を担当していただくアンジェラ先生、そしてTLCで教鞭をとられているカイリー先生に会いました。そして、カイリー先生の日本語の授業をとっている生徒に学校全体の案内をしていただきました。
TLCは男女共学の私立一貫校です。とても広く、緑豊かなキャンパスは麗澤のキャンパスを思い出させてくれるものです。学年もプライマリー(小学校相当)、ミドル(中学校相当)、シニア(高校相当)に分かれています。麗澤の生徒が通うのは、ミドルとシニアの生徒たちが通うキャンパスです。プライマリーは別のキャンパスに位置しています。自分たちとほぼ同じ世代の生徒約600人が通うこのキャンパスで5週間の研修プログラムが行われます。
学校を案内していただき、リセスという軽食が取れる休憩のあと、アンジェラ先生によるガイダンスが始まりました。学校内やクラス内でのルールの確認を行い、今後のスケジュールの確認をしました。
生徒一人ひとりの英語のレベルを確認するために、個別で英語での面談も行われました。その後、TLCと麗澤の繋がりが25年を迎えることを記念して、サプライズで生徒全員にTシャツのプレゼントを頂きました。
10月7日(金) ~ 8日(土)
一泊かけてブリスベンに滞在しました。朝、駅に集合し、アンジェラ先生のお母様であるリン先生に連れられて電車で約一時間かけてブリスベンに向かいました。ブリスベンに到着して目を奪われたのは、ゴールドコーストの町並みとはまた違った古風な建物やモダンな建物が混在している、とても興味深い町並みです。その町並みのなか、写真を撮りながら、クイーンズランド博物館に向かいました。ここは、クイーンズランドの自然と科学に関する資料を集めた博物館です。アボリジニの歴史的美術品やオーストラリア固有の動物の等身大の模型など、様々な展示がありました。その後はサウスバンク公園にて行ったり、フェリーに乗ったり、買い物をしたりしてブリスベン観光を堪能しました。クラス全員でのお出掛けということもあり、とても楽しそうにしていました。
キャンプが終わり、一呼吸したところでまた慣れていない環境の中に来たので、生徒の中には少し不安感もあったようでした。しかし、週末のお出掛けでまた気持ちをリフレッシュできたようです。
生徒たちはホームステイや学校に良く順応し、意欲的に取り組んでいます。今後慣れ始めてから、いかに向上心を持ち続けて生活を送れるかが大切になりそうです。