１０月９日（月） 
オーストラリアと日本の文化の違いや生活様式の違いについて学び、実際に体験した違いについて話し合いました。生徒たちが特に違うと感じているのは、睡眠時間のようです。オーストラリアでは、8時頃には寝てしまう家族が多く、普段の生活習慣との違いに驚いているようでした。その後、授業内で描写のゲームを行いました。ペアになって動物やフルーツを使い、様々な質問を通して特徴を掴み、相手が持っているものを当てるゲームです。
生徒一人ひとりの英語のレベルを確認するために、個別で英語での面談も行われました。その後、ＴＬＣと麗澤の繋がりが２５年を迎えることを記念して、サプライズで生徒全員にＴシャツのプレゼントを頂きました。

１０月１３日（金） 
ＴＬＣで行われた水球の対外試合の様子を観戦しました。ＴＬＣはオリンピック選手を輩出するほどの強豪校で、コーチ陣もオリンピック関係者ばかりが集っています。気がつけば大差ができているほどの圧倒的な試合運びでした。生徒たちも今まで水球の試合を観たことがなかったようなのでとても興味深そうに試合を観戦していました。

突然雨が降ったり、曇っていたりと天候にはあまり恵まれていないのが残念ですが、生徒たちはホームステイも学校生活も充実した生活を送れているようです。

１０月１６日（月） 
カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリを訪れ、オーストラリア特有の進化を遂げたさまざまな昆虫、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類を見に行きました。

まず、サンクチュアリに隣接しているハニーワールドへ向かいました。ここでは、ミツバチを飼育して、さまざまな植物から花粉を集め、ハチミツにするまでのすべてのプロセスを行っています。ミツバチの巣箱を開けながら、ネクターという状態から実際のハチミツになるまでの変化を特別に見せていただくことができました。

そのあと、サンクチュアリに向かいました。普段、日本ではなかなか直接触ることができないコアラやカンガルーなどと写真を撮ったり、羊から羊毛をバリカンで取り出すショーやオーストラリア特有の鳥のショーや爬虫類のショーなどを見学したりして、貴重な体験をすることができました。

１０月１８日（水） ～１９日（木） 
来月、麗澤中学校に来る予定のＴＬＣ在校生を、翌日（１９日）の授業に迎えることになりました。その生徒はまだ麗澤中学校に来たことがないということだったので、３グループに別れて、麗澤についてプレゼンテーションを行うことにしました。１８日にそれぞれ内容を考え、スクリプトやプロップスの準備をして、繰り返し練習をしました。

本番では、ＴＬＣと麗澤高校のルールの違いや、生活の違いを紹介し、高校のコース制や寮についての紹介もありました。ただ言葉だけで紹介するのではなく、ジェスチャーや演技などをいれて面白く作り上げていました。５年Ｉ組の生徒たちが楽しくプレゼンテーションを行っているのを見て、ＴＬＣの生徒も喜んでくれました。最後には、こちらから招待したのにもかかわらずおにぎりの差し入れを準備してくれていて、皆で感謝をしながらおにぎりを頬張りました。休み時間には、その生徒のお友だちを紹介してもらい、とても良い繋がりを持つことができました。

１０月２０日（金） 
アボリジナル・ドットペインティングを描きました。オーストラリアの原住民であるアボリジニーの伝統的な絵に似せて絵を描く授業です。テンプレートをもとにそれぞれの感性で感じたままに絵を描きました。オーストラリアに生息する動物や自然を描いた物など様々でした。

今週も新たな出会いと共に様々な機会をいただけました。休み時間にはＴＬＣの生徒と積極的に一緒に過ごすようになっているのがとても印象的です。来週は柏おどりをＴＬＣの生徒と一緒に踊る予定です。