【SDGs研究会】中高生による中高生のための「福島、その先の環境へツアー」を開催しました!

2024.11.08

麗澤中学・高等学校のSDGs研究会「EARTH」の代表生徒8名が、首都圏の中高3校の連携プログラム「GOALs」として「環境省 環境再生・資源循環局」と共催し、11月3日(日)~4日(月・祝)に『中高生による中高生のための「福島、その先の環境へツアー」』を開催しました。

 

2021年度より首都圏の学校連携プログラムとして「GOALs」を開始し、2022年度は「福島から考える持続可能な未来」をテーマに探究学習プログラムを実施してきました。2023年度は、テーマを継続させ、震災を風化させず、福島の豊かな自然を伝えるために(株)起点とコラボレーションをしたオリジナルハンドタオルの商品化を実現させました。各校文化祭や、サステナビリティに関するイベントを通じて、オーガニックコットンの可能性を広げて、福島の持続可能な環境や未来に貢献することを目的に活動しています。

 

そして2024年度は「同世代に福島の今を伝え、共に福島の持続可能な環境と未来に貢献をする」ことを目的とした『中高生による中高生のための「福島、その先の環境へツアー」』を環境省環境再生・資源循環局と共催で開催を実現しました。こだわったツアーのポイントは以下の4つです。

 

(1)GOALsメンバー(首都圏の中高生)が4月に浜通り地域を実際に訪問し、企画したオリジナルツアー。
(2)GOALsメンバー24名が学びのパートナーとして、他校の中高生22名をナビゲート。
(3)綿花収穫体験や福島で活躍する方々との対話などを通して、福島の「過去~現在~未来」を五感で学ぶ。
(4)少人数での対話を重ねながら巡り、頭だけでなく心でも感じ・考える。

 

今回の『中高生による中高生のための「福島、その先の環境へツアー」』は、首都圏の8校の学校から総勢46名の生徒が参加をしました。

「東日本大震災を教科書の出来事にしない!」を合言葉に活動を行ってきたGOALsですが、同世代の首都圏の中高生を巻き込み、福島の今を五感で感じるツアーを実施することができました。

11月10日(日)に参加した生徒たちで事後対話会を対面で行い、プログラムが終了となります。

 

これからも活動の輪を全国に広げ、福島の未来を共に創造する活動を行っていきます。