中学2年生 鹿島・香取神宮 校外研修

2019.10.28

    10月24日(木)、中学2年生は自分プロジェクトの一環で、鹿島・香取研修に行ってきました。2学期の自分プロジェクトは、「日本文化研究」を中心テーマとして、様々なプログラムを実施していきます。
   まず事前学習として社会科教員から講義がありました。天御中主神の誕生から始まる日本の神話について、『国生み』や『三貴神の誕生』、『天岩屋戸ごもり』、『八岐大蛇退治』、『国譲り』の物語を中心に学びました。その中で、日本の神話の中で『国譲り』の場面で大きな役割を果たされた武甕槌神(たけみかづちのかみ)と経津主神(ふつぬしのかみ)、二柱の神様をそれぞれお祀りしている鹿島神宮と香取神宮を参拝・見学します。
   今回の研修ではまず、武甕槌神をお祀りする鹿島神宮を参拝・見学しました。地元のガイドの方の丁寧でわかり易い説明を聞きながら、拝殿、奥宮、要石、御手洗池などを参拝・見学し、そのご由緒や神社の歴史について学びました。
   午後は経津主神をお祀りする香取神宮を参拝・見学しました。ここでは、香取神宮権禰宜 雪松様からお話をしていただきました。香取神宮の御祭神である経津主神について、国譲りのご事績などを日本書紀の記述にも触れながらわかりやすくお話ししてくださいました。また、関西研修で訪れる伊勢の神宮にも関わる「天壌無窮の神勅」「同床共殿の神勅」「斎庭の稲穂の神勅」の三大神勅についてもお話しいただきました。香取神宮を参拝したのち、生徒は参道で自由時間を過ごしました。
   わずか1日の研修でしたが、日本の成り立ちに大きな役割を果たされた二柱の神様について深く学ぶことが出来、そのお社が果たして来た役割、歴史についても学ぶことが出来ました。