中学 分散登校の様子

2020.06.22

6月8日(月)~6月20日(土)で、分散登校を実施しました。

 中学校でも高校同様に、6/8~6/20の期間は「密」を避けるために、出席番号で奇数組と偶数組とに分けて、半数ずつの生徒が曜日ごとの交互で登校しました。まだまだ制限も多く、普段の学校生活が戻ったとはいえないものの、それでも久しぶりの、教室での授業、食堂での食事、部活動(一部のみ)などを楽しむとともに、当り前の学校生活の有難さを実感しました。以下、各学年の活動の様子をお伝えいたします。

中学3年生

 中学3年生の自分プロでは現在、次世代型キャリア教育「ENAGEED(エナジード)」の教材に取り組んでいます。6月18日の回は「AIに負けない力を考える」というテーマで、意見を出し合いました。分散登校期間ですのでAEコースは全員、EEコースはクラスの半数が自宅からの参加でした。オンラインでの話し合いにまだ慣れたいない様子も見られましたが、自然と進行役になる生徒も出てきて、意見の交換と共有が盛んに行われました。「その場にいない人の意見もしっかり聴こうと思うと、いつも以上に人の言葉に耳を傾けられた」、「思っていたより楽しい」と前向きな意見も多く聞けました。

中学2年生

 中学2年生は道徳の授業で、園内にある「廣池千九郎記念館」を見学して、麗澤の歴史や学祖の教えについての理解を深めました。また自分(ゆめ)プロジェクトでは、社会科の田邊時久先生より「神話」を通して、日本の歴史と文化について学びました。

中学1年生

 中学1年生もようやく学校生活に慣れ始めてきました。出席奇数学級活動では、自己紹介をしたり、クラス掲示を作成したりする中で会話も増え、また少し新しい友達とも打ち解けられたようです。

 6月22日(月)からは、いよいよ一斉登校が始まりました。これまでは特定の半分の友達にしか会えなかったので、クラスメイト全員に会えるのはそれだけでも喜びが大きいです。特に1年生は、半数とはまだ数回しか会っていないので、これからまた新しい交流が広がっていくのを楽しみにしています。教員一同は今後も気を引き締めて、生徒たちが安心して登校できるよう、引き続き健康観察や校内消毒作業などを行いきます。