７月５日（日）、本校弓道場において、弓道部6年生の納射会を行いました。本来であれば、６月の県総体を一つの区切りとして引退となり、その後納射を行って正式に引退となりますが、今年は新型コロナウィルス感染症により、県総体が中止になったことを受け、例年とは異なる形で納射会として行いました。
　納射会では、6年生が3人立２射場でそれぞれ行射を行い、的中を競いました。立ちは３立行い、団体、個人それぞれ的中順に順位を決める形で行いました。長い間弓を引くことができなかったので、本来の力を発揮できなかった生徒もいましたが、それぞれこれまでの弓道部での日々に思いを込めて良い射をしていました。個人では2位以下が同中のため、竸射を行いました。通常の試合では遠近竸射を行いますが、今回は射詰の竸射を行いました。最後は女子2人の行き詰まる競り合いとなり、後輩たちにとっても学ぶことの多い見応えのある竸射となりました。
　6年生はこれをもって引退となり、これから受験勉強に向けて力を注いでいくことになります。弓道で培った集中力と忍耐力を大いに発揮してくれることと思います。