【2年A組】脱穀体験!

2021.09.27

【2年A組】脱穀体験!

 2年A組(アドバンスト叡智コース)では、本校のオリジナルカリキュラムであるLアワーにおいて、世界の食料問題の解決に挑んでいます。その一環として、世界の食料問題の解決を情報の収集と検討及び講話のみの机上の空論で終わらせないために、自ら土に触れる=田植え体験を通して、命の原点から学んでいます。NPO法人下田の杜のご協力のもと、5月8日(土)に行った田植え体験では、ボランティアの方に植え方を習いながら泥の中で作業をしました。その稲が、ついに実りました。

 本来であれば、9月中旬に生徒達自身で稲刈りをする予定でしたが、台風接近のため断念、下田の杜の皆さんに刈っていただいた稲を、脱穀する作業をさせていただきました。

 最初に、電気が普及する前に農家が使用していた農具について、実物や写真を用いて説明していただきました。

 次に、足踏み式の脱穀機と唐箕の使い方について説明を受けました。脱穀機も唐箕も初めて見る生徒が多く、興味深そうに説明を聞いていました。

 続いて、全員で分担をして脱穀体験をしました。脱穀機は足踏みをする人と稲を機械に入れる人とが息を合わせて行う必要があり、力加減やリズムをつかむのに苦戦している様子でした。唐箕も、力を入れすぎると玄米がとんでいってしまい、見学をしている時にはわからなかった難しさを感じていました。

 先人の苦労と、おいしいお米を食べられるありがたみを改めて感じた一日でした。下田の杜の皆さん、ありがとうございました。

 2AではこれまでのLアワーでの学びをまとめるとともに更に各自の疑問点を持ち寄り学びを深め、グループに分かれてプレゼンテーションをします。