【高校4・5年】ハイブリッド型職業別講演会を開催しました

2021.09.30

 令和3年9月25日(土)高校4・5年生は、リモート・対面混在のハイブリッド型職業別講演会を実施しました。この講演会は、本校の同窓会組織「れいこう麗澤会」の全面的な後援のもと、各職種で活躍している卒業生から、進路選択を控えた高校4・5年生に向けて講演をしていただく行事です。
 
 松本校長先生の開会挨拶後に行われた基調講演は、リモートにてご登壇のスタディサプリ教育AI研究所所長小宮山利恵子先生による「VUCA時代を、生き抜くために」と題してのご講演でした。ここ10数年での技術革新を踏まえ、何が起こるか不確定な未来に向けて、高校時代からしておくべきことについて、熱く語ってくださいました。
 
 引き続き、いずれも20代の若い卒業生4名から、「麗澤高校在学中の学び」「大学時代の過ごし方」「現職に至る過程とその内容」などについてお話をいただきました。
 講師以外にも、大学生の卒業生1名が後輩のために、機材操作のサポーターとして大活躍し、生徒たちに良い後姿を見せてくれました。
 
 例年、対面で行ってきた行事ですが、コロナ禍にある昨年度からは「オンライン講演会」という新たな形での開催となっており、今年度は、リモートと対面混在型のハイブリッド型で実施しました。
 
 講師の方々が活躍している世界は異なりますが、生き方や講話内容に共通していたことは、自分が起こしたアクションや働きかけに基づいてチャンスや転機が訪れること、自分に訪れた「機」を掴むためには準備や努力が必要であるということ、最終的には人と人とのつながり(人脈形成)や人を大切にする力が重要であるということでした。そして、このように人生を切り開いていかれた力の土台は、麗澤高校での生活の中で築かれたということも大きな共通点でした。
 
 在校生が、先輩たちの生き方や考え方を自分の人生につなげ、これからの人生を力強く切り開いていってくれることを願っています。
 
【生徒の感想】
・沢山失敗してそこからたくさんのことを学ぶのが大事だと知ったので、失敗を恐れず、自分の好きなこと、気になることにどんどん挑戦していきたいと思った。 
・ニュースを作る楽しみややりがいなどを感じ取れて嬉しかった。これからは高校生の期間いっぱい悩んで最善の選択をしたいと思った。
・将来の夢のために、という決断ができるように自分の進路についてもっと考えていきたいなと思った。環境問題、といってもたくさんの関わり方があることを知ったので、広い視野を持って、様々な角度から物事を捉えることが大事なのだと感じた。
・AIやITなど、これからの時代で中心になっていく中で、自分が将来何になりたいかなどをよく考え直すきっかけになった。
・ご自身の留学体験のエピソードが印象的だった。人種差別を留学先で受けて辛いこともあっただろうけれど、それを自分の力で乗り越えたというのはすごいなと思った。