4月24日(日)千葉県武道館において、第27回千葉県中学生空手道選手権大会が行われ、女子団体形の部において準優勝しました。この結果、8月に鹿児島県で開催予定の第30回全国中学生空手道選手権大会への出場を決めました。
小学校からの経験者2名と麗澤中学に入学してから空手道を始めたメンバー3名が切磋琢磨しながら力を高めてきた現中学3年生。今回の県大会では、そこに中学2年生1名を加えた6名で2チームを編成して試合に臨みました。緊張したであろう大舞台での演武でしたが、両チームとも、昨年度の悔しい想いを晴らすかのように、攻めの気持ちで「形」を演武することが出来ました。その内の1チームが予選である「ラウンド1」を通過し、決勝ラウンドでは、昨年から目標としていた優勝チームに負けはしましたが、これまでで一番気迫のこもったスピード感のある形を披露できました。優勝したチームとの差はまだまだ大きいですが、昨年よりも確実にその差を縮めたという実感を得ての準優勝でした。
個人競技では、中学3年生の山本さんと神谷さんが、女子個人形においても「ラウンド1(予選)」を見事に通過し、県ベスト16という大変立派な成績を残しました。中学から空手道を始めた彼女達が残した今回の成績は、同じくまだ空手道をはじめて1~2年の同級生や後輩たちにとっても大きな喜びと励みになりました。また、殆どの1年生にとっては、コロナ禍ということもあり、今回が初めての公式戦となりました。それぞれが、現時点でのベストを尽くした試合後の表情は、これまでよりも引き締まったものになっていました。先輩たちに続いて、来年も全国大会に行けるように、より一層の努力を重ねてくれると確信しています。
全国大会は8月26~28日に鹿児島県「サンアリーナせんだい」にて行われます。「麗澤」と「千葉県」代表の名に恥じぬように文武不岐の精神で稽古に励んでまいります。今後とも応援よろしくお願い致します。