9月22日(木)、記念講堂と各教室をオンラインで繋ぎ、「中央チベット政権(CTA)ペンパ・ツェリン主席大臣 特別講演会」が開催されました。講演会当日は麗澤中学・高等学校の高校4年生の生徒約240名が授業の一環として会場参加と教室でのオンライン視聴にわかれて参加したほか、教職員やモラロジー道徳教育財団関係者が参加し、熱心に聴講しました。
初めに、廣池幹堂理事長より開催のご挨拶がありました。講演では麗澤大学の堀内副学長に通訳をしていただきながら、ペンパ・ツェリン主席大臣にお話ししていただきました。
主席大臣よりチベットの自然について、歴史について、宗教についてなど高校生に向けてわかりやすくご講演をしていただき、「ダライラマの考えというのは、それぞれの考えに合う宗教というものがある。宗教は心の平安を保つことを大切にする。相手を尊重し、耳を傾けることが大切である。それが平安平和に繋がります」とお話されました。講演の中で主席大臣は高校生に対して「リーダーになっていく皆さん」と何度か呼びかけられていましたが、その度に生徒たちの背筋が伸び、表情が引き締まっているように見えました。
最後の質疑応答では生徒の質問に丁寧にお答えいただきました。
貴重なお話を聴く機会をいただき、多くのことを学び、生徒たちにとって忘れられない一日になりました。