1月28日（土）に、千葉県総合スポーツセンター弓道場で行われた千葉県高等学校弓道選手権の女子個人の部で、高校１年の高橋さんが４位に入賞しました。
大会はコロナ対策のもと、グループを３つに分けて入れ替え制で行いました。今大会は女子団体戦は９中以上で決勝に進むことができ、個人戦は原則として団体戦のエントリーのみで、個人戦は団体戦の立ちの的中数で４射全部的中させた選手のみ、個人決勝に進むことができます。
団体戦（高橋、倉田、臼井、北野、大石）は高橋さんが４射全てを的中したものの、寒さで感覚が違ったのか、続くことができず合計的中７中にとどまり、決勝進出はかないませんでした。周囲の学校は高校2年生が主体のチームばかりの中、高校1年生のみのチームで臨み、敗退したものの多くの経験を得ることができました。
個人戦は全てのグループの予選が終わった後だったため、最初のグループで引いた高橋さんは５時間ほど待機することになりました。寒波の影響もあってかとても寒い中行われた試合だったからか、４射皆中して個人決勝に残ったのはわずか７人でした。そしてようやく迎えた個人決勝。矢声もなく、ピンと空気の張り詰めた空気の中、射詰（１本ずつ引いて、的中し続けた人が残っていく竸射）による竸射が行われました。高橋さんは長い待機時間にも調子を崩さず、１射目を落ち着いて決めると残ったのは5人に。そこからさに２射目も的中させて、残るは4人となり、３本目で惜しくも的を外してしまい、４位となりました。
高校１年生の高橋さんは弓道を初めてまだ１年足らずでしたが、寒さに負けず、長い待機時間にも打ち勝って、立派な成績を残すことができました。2月には１年生大会もあるので、高校１年生みんながより良い射ができるよう稽古をしていきたいと思います。今後とも応援をよろしくお願いいたします。