レモネードで小児ガン研究に貢献

2018.10.22

英語の教科書で読んだAlex's Lemonadeを形に。

<<TOPICS>>レモネードスタンドの様子が新聞で紹介されました!
・千葉日報10/7
・柏市民新聞10/12

本校では英語の授業にZ会出版のNew Treasureという教科書を採用しています。その中の読み物コーナーの1つに「Alex's Lemonade(アレックスのレモネード)」という話が登場します。自身も小児ガンに侵されながら、レモネードスタンド(レモネードを作ってそれを売るアメリカの子どもの小遣い稼ぎの方法の1つ)によって得た収益を小児ガン研究のために寄付するアレックスという少女の話です。2年前にこれを授業で学び、動画などを通じてレモネードスタンドや、アレックスの様子を見た中学生たちが今年、「私たちもあれをやりたい」と声をあげました。

教室での学びを実際に行動に起こしたいと生徒自身が言ってくる、こんな嬉しいことはありません。早速できる機会を考えていたところ、9/29(土)に行われる高校70周年記念行事が思いつきました。その後仲間を募り、20名以上の中高生と共に、募金箱・ポスター・ちらしなどを作成し、また株式会社やまやさんの協力によりレモネードも手に入りました。またレモネードスタンドジャパンからの協力でわかりやすい資料も取り寄せました。

当日は、昼休みの後の3時間ほどしか募金を募る時間はありません。スタッフの方の計らいで昼食会の最後に告知をさせていただけることに。企画を中心に進めていた中学3年生の女子生徒が、大勢の大人を前に、舞台に立ち、思いを自分の言葉で伝えました。5分前にお願いされたとは思えない、堂々とした、それでいて気持ちのこもった言葉に会場は熱気に包まれました。そしてボランティアスタッフたちもそれぞれの持ち場で支援を呼びかけました。こうして集まった金額はなんと11万7,123円。

「みんなでやったから出来た」というその思いは、仲間にも伝わって、今では次回のレモネードスタンド開催のチャンスを探しているところです。この場を借りて、寄付して下さったみなさまに感謝致します。本当にありがとうございました。いただいた寄付は、レモネードスタンドジャパンを運営するNPO法人キャンサーネットジャパンを通して、小児ガン治療研究への寄付や、ウィッグのプレゼント等に使われます。

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